2013年1月4日金曜日

支えられて支えて

1月2日
先輩の人たちと一緒に恒例の米朝一門会の落語を
サンケイホールブリーゼブリーゼへ聞きにいきました。
最初に米朝一門の挨拶がある。
真ん中に米朝、向かって右にざこば、左に南光、後は右、左と弟子たちが並ぶ。
米朝が挨拶すると、ざこばが泣く。
ざこばにとって米朝は師匠以上の存在で親代わりなんだろう。いや、親以上かも。
「お師匠さんの声を聞けるだけでええんです。」
ざこばの言葉からは米朝への感謝といたわりの気持ちが伝わってきた。
米朝がいなければ、ざこばは存在しなかった。
米朝に支えられて、今度は米朝を支えていく。
通常はそんな存在は親なんだろうけど、
親以外にそんな人がいるというのは得難いことだろう。
おもえば世の中は支えられて支えての繰り返し
生まれたら親に支えられて、親を支えて、
入社したら会社に支えられて、会社を支えて、
国に支えられて、国を支えて。
日々感謝の気持ちを忘れない様にしないといけないと改めて思う。

落語は
雀松の「紙入れ」は不倫の話で面白かった。
ざこばの「子は鎹」は親子の話。笑いにきたのに泣きそうになった。
そのほか南光の小言の話とかいろいろ面白かった。

落語の後、先輩の誕生日祝いがてら飯を食って、MAMEちゃんで飲んで、
だいぶ前のボトルを先輩方の協力でようやくあけて、新たなボトルを入れて帰宅。
日本の神話からももクロの紅白裏話などいろんな話が出来て楽しかった。

そういえば年末から実家に帰っている。実家は楽だな。
支えられて支えて。
感謝感謝。