2012年9月11日火曜日

なぜ私だけが苦しむのか現代のヨブ記を読みました。

何年か前にテレビ番組で紹介されていたのを思い出して読んでみた。
ユダヤ教のラビ(牧師)の話。

意外に思ったのは神は全知全能ではない(できないこともある)
んだってことが書いてある。
通常、唯一神の宗教では神は全知全能ですべては神の思し召しである
予定説が基本。

だけど著者は、
それじゃあ、あまりにも説明または納得できないことが多い。
たとえばアウシュビッツなどのホロコーストも神の思し召しなのか、
そんなことはありえないはずだって、その他いろいろな体験とかで
祈りの意味、神や宗教などについて述べている。

本に書いていることは因果律が基本の仏教にも通じる部分が多いと思う。
なかなか興味深い本でした。

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