2012年12月6日木曜日

トンネル崩落に思う

笹子トンネルで崩落事故が起こった。

これは設計ミスだろうな。
経年劣化っていっても、30年以上経っている建物なんて
古いマンションとかそこら中にいくらでもある。
たとえば「経年劣化したから瀬戸大橋は30数年で落ちます。」
なんてことはあり得ない。
それからエレベータみたいに絶対に落ちない仕組みとかを考えていないのかな。
落ちたら確実に事故になるんだから。
道路、橋などの公共インフラは100年単位の耐久性を考えておかなければならない。
物は作るのは簡単だけど維持するのが難しい。
維持するためには不断のメンテナンスが必要なんだけどこれが難しい。
物を維持するためには最初の設計者の能力、保全する者の能力が
大きく関わっている。なかでも最初の設計者の能力が大きく影響する。
保全する人にそこまでの能力を期待することはなかなか難しい。
そこで
1.設計者が正しく設計する。
2.施工者が正しく施行する。
3.設計者が施行内容の確認、メンテナンスの方法まで正しく指示する。
4.保全者が正しいメンテナンスをする。
が大事なことだと思う。 だけどそれ以上に絶対事故は起こさないっていう各担当者の責任感が大事だと思う。
今回の事故は過失致死に当たるのではないかと思う。
関わった人はそれなりのペナルティを受けるべきだと思うけど
時間が経っているしそうもいかないんだろうな。
原発の事故といい、このトンネル崩落といい
なんだか日本全体から「責任を取る」ってことがなくなっているような気がする。

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