2014年9月6日土曜日

作る時代から保つ時代へ

最近思うんだけど
新しく作るってことが少なくなってきているような気がする。

建築士の人から聞いた話だけど、
その人の先輩たちは東名高速とかを作っていたみたい。
その人は四国の高速道路とかを作ったみたい。
じゃあ、これからの人は何を作るんだろう。。。

システム開発も同じで昔はないから作る、今は作った物を守る。
特に銀行などはシステムがでかすぎるので、新しく作る事なんてできない。
ひたすら保って守る。

道路とかシステムとかも新しく作ったり再構築すればいいんだけど
いまさら新しく作る体力が国にも企業にもない。

これからは今よりももっとメンテナンスの時代だな。
実は、メンテナンスは作るよりも大事な事なんだけど、
モノを作るとか生み出す楽しみは少ない。

またモノを作るのって意外としんどい。時々、命懸けってのもある。
たとえば黒部ダムなんて、いまはもう作れないんじゃないかな。
あの時代と人だったから出来たんだろう。
いまの時代、命を懸けて何かを作るなんて事はほぼ無理だろうな。

作る時代から保つ時代へ。
生みの苦しみって言うくらい、新しくモノを作るのはしんどい。
だけど楽しい事も多い。反面、保つのは比較的楽。

これからの人は楽かもしれないけど、ちょっと楽しみの少ない時代かもしれないな。

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