2014年5月10日土曜日

悪いことは重なるもの

韓国の旅客船の沈没事故
もし過積載じゃなかったら、
もし船員の指示が適切だったら、
もし救命ボートが開いていたら。

どれか一つでも実現していたら、大惨事は免れたんじゃないかと思う。
大惨事や大事故ってのは、たいてい一つの原因ではなくていろんな要因が
重なって起こることが多い。
通常はなにか起こってもそれを予防したり、軽減する機能がある。
たとえば飛行機とか、重要なシステムとかはなにかあっても大丈夫な様に
2系統、3系統以上用意されている。
飛行機の例だとパイロットが2名とか、
エンジンが一つでも動いてたら飛べるとか、
油圧が複数系統あるなど。

それがすべてダメになったときに大惨事や大事故が起こる。
どれだけ予防策を講じるかは費用と被害との関係になるんだけど、
今回の事故は予防策があってもそれが機能しなかった。

悪いことは重なるなあと思う。
逆に、一つおこってもどこかでカバーできたら悪いことにはならないんだけど。
普通にしてれば防げたのにな。起こるべくして起こった人災。

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